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医院理念と6つの柱

医院理念

診療における6つの柱

むし歯、歯周病、不正咬合の予防
むし歯や歯周病の病因論はほぼ解明されているにも関わらず、未だ根絶することができない理由は、それらが細菌の仕業だけではなく生活習慣や遺伝的要素などのさまざまな要因が関係することによって起こる“多因子性疾患”のためです。また、歯周病においては国民病とも言える程の罹患率の高さから、疾患予防の概念が充分に浸透しているとは言いがたい状況です。一方、子供の成長とともに発現する不正咬合(咬み合わせの不調和)は、成長段階の最適な時期に治療を始めることによって、その後の矯正治療の必要性を最小限に抑えることができます。
長谷川歯科医院では、一人ひとりに合った歯科疾患予防プログラムの提供を通じて、患者さんがお口の病気で苦しまないように、その健康を守り、育て、生涯にわたって、ご自身の歯を大切に残すお手伝いが出来ればと考えております。

 

歯周病専門医による歯周病治療
“歯周病”をご存知ですか。以前は“歯槽膿漏”と呼ばれていた、歯ぐきの病気です。歯を支えている歯ぐきの組織が破壊されることによって、治療をせずに放置すれば歯の喪失につながります。自覚症状に乏しい病気として知られ、痛みや歯のぐらつきを感じた時には、かなり進行していることが多いのです。最新の厚労省の統計では、歯を失う最も大きな原因が歯周病であると報告されています。一方、近年の基礎研究の発展により、歯周病が糖尿病や動脈硬化などの全身の健康状態に大きく影響することが明らかになってきています。進行した歯周病は、ブラッシングや漫然とした歯石除去、薬物投与だけでは治癒しません。また画一的な検診やクリーニングではその発症を予防し、進行を抑制することは出来ません。失われた歯周組織を回復させる歯周組織再生療法は、高度な技術と深い知識を要求します。
長谷川歯科医院では日本歯周病学会認定の“歯周病専門医”のもと、質の高い歯周病治療を皆様に提供できるよう、スタッフ一同日々取り組んでおります。

 
最新の歯科治療および情報の提供
歯科医学は日進月歩の技術革新によって常に変化しています。今から10年前と比べても、その内容は大きく様変わりしており、現在では顕微鏡を用いた精密治療、光学機器による歯型取りやコンピューター制御による補綴物の製作、歯科用レーザーによるむし歯や歯周病の治療、金属を使わないセラミックによるブリッジ、歯ぐきの組織を再生させる成長因子製剤を用いた歯周組織再生療法などが、有効で信頼性の高い治療法として既に実用化されています。10年後にはさらなる新たな治療法が確立されている事でしょう。一方、利潤追求を優先して開発された治療法には、十分にその効果や安全性が科学的に証明されていないものも少なくありません。
長谷川歯科医院では、新しい診療機器への設備投資を惜しまずに、常に医院設備をアップデートし、またスタッフ全員が定期的な学会や研修会への参加を通じて継続的に学ぶことにより、患者さんへの正しい情報の提供と、最先端の治療を含めた、最善の治療法が提案できるよう日々努めております。
信頼ある歯科インプラント治療
歯科インプラントが一般に知られるようになって久しい昨今ですが、その治療に伴うトラブルがマスメディアを賑わせていることは残念なことです。歯科インプラントは未だ完全ではなく、そのリスクとデメリットを考慮する必要があります。その意味では、ご自身の歯を可能な限り残すことが最善である事は論を俟ちませんが、正しい診断と処置、術後の管理がなされるのであれば、歯を失ってしまった患者さんにとって、インプラント治療ほど有効な治療法は他にありません。
長谷川歯科医院では、綿密な術前診断と十分な説明を行い、一人ひとりに最も適したインプラント治療を提供いたします。

 
在宅・訪問歯科診療への対応
在宅の患者さんでも、歯科治療を受けることによって得られるメリットは少なくありません。「美味しく食事ができる」「口元の見た目が綺麗になる」「話がしやすくなる」など、より充実した生活をすることにつながります。また、口の中で増殖した口腔内細菌を誤嚥することによって引き起こされる肺炎などの感染症を予防する上でも、継続的な口腔ケアはとても重要になります。年齢的、肉体的な問題で診療所にお越しになれない患者さんのお口の問題を在宅歯科診療で解決し、そのケアを継続するお手伝いをすることによって、少しでも快適にお過ごしいただけるとしたら、歯科医療従事者としてこれに勝る喜びはありません。
長谷川歯科医院では、在宅・訪問歯科診療を随時受け付けております。診療を行うにあたっては、一般診療以上に綿密な計画が必要となりますので、ご希望の方は前もって一度ご相談ください。
患者さんに優しい医院づくり
歯科医院は皆様の大切な個人情報をお預かりする場所です。またご自身の体に関する話は、隣に座っている人には聞かれたくないものです。一方、歯科治療で用いられるタービンなどの切削器具による感染性粉塵は、四方10m以上に拡散することが知られています。そのため、長谷川歯科医院ではプライバシー保護と院内相互感染防止の観点から、各ユニットが完全個室化されております。
個室内の空気は、中央換気装置によって常に浄化され、さらにユニットごとに口腔外バキュームを設置し、治療時に発生する感染性粉塵を吸引して、その飛散を最小限にしています。暖かみのあるデザインを心がけて改装された、前面採光の開放感のある診療室では、ゆったりとストレスなく治療を受けていただく事ができるでしょう。また、痛みのない、苦痛を与えない治療を常に心がけています。当然ながら、治療器材の消毒、滅菌は徹底しております。また足腰の不自由な患者さんが来院される事を念頭に、手すりの設置や段差の除去などの、バリアフリー設備の充実に努めております。

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